ED治療薬は医師の処方が必要な医薬品です。インターネットなどでの個人輸入によるED治療薬の安易な使用はお控えください。
ED治療薬は医師の処方が必要な医薬品です。インターネットなどでの個人輸入によるED治療薬の安易な使用はお控えください。
『健全な体に健全なチ○○ン(ペニス)がやどります』。
中高年になると、動脈硬化などの血管病を患う人が増えてきます。ある医学系雑誌では高血圧症患者さんの67%、糖尿病患者さんの71%、糖尿病を合併した高血圧患者さんでは77%がED(勃起障害)という報告もあります。循環器系の疾患を持つ患者さんは、実はEDを併発している確率が高いのです。
血圧が高いと様々な点で健康に影響を及ぼします。腎臓や血管などの体内の臓器を障害するほかに、性機能へも影響するのです。勃起は、ペニスの血管が緩み、拡張したところに血液が流れこむことによって起こりますが、循環器系の疾患により、血管が細くなったり血流が悪くなると、ペニスに十分な血液が流れなくなりEDとなるのです。糖尿病では、糖尿病からくる血管や神経の障害により、ペニスへの血流が不十分であったり、血管が緩みにくくなったりするためEDとなるのです。
『高血圧症の人はED治療薬を飲むと危険』、『飲んだだけで勃起する』といった風評や誤解もあり、治療をためらう方も少なくはないと思いますが適切に使えば比較的安全なお薬です。ED治療薬の同成分薬が肺の血管治療にも使われているように、元々は心臓の血流を良くするための薬なのです。また薬は催淫剤ではなく、勃起補助薬であり、性行為の準備段階で服用し、気持ちが高ぶったときに初めて効果がでるものです。
しかし狭心症や血管拡張剤を使用している方がED治療薬を服用すると危険な場合があります。かかりつけ医で内科の病気を治療しつつ、安全に使っていただきたいと思います。
EDでお悩みの方、そして心当たりのある方は一度気軽に医師に相談してみてください。
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昭和53年関西医科大学医学部医学科専門課程卒業、昭和61年京都大学大学院医学研究科博士課程(内科系専攻)修了後、京都大学医学部附属病院、福井赤十字病院、福井医科大学、都倉病院副院長、第一岡本病院勤務を経て
平成13年に小川クリニック開業、現在に至る。