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ED対策、みんなはどう思ってる?~投票結果にED治療の経験豊かな医師が答えます~

第6回:「メンズヘルス」という言葉を聞いたことはありますか?

この投票結果のコメンテーター
長崎大学医学部・歯学部附属病院 泌尿器科
野口 満先生
医学博士 日本泌尿器科学会

昭和62年3月長崎大学医学部卒業。三信会原病院泌尿器科、佐世保共済泌尿器科、 長崎大学医学部泌尿器科、長崎市立病院成人病センター泌尿器科 医長、長崎大学医学部泌尿器科、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科・腎泌尿器病態学を経て、現在長崎大学医学部・歯学部附属病院 泌尿器科 講師。専門分野は腎泌尿器科領域の機能不全・尿路再建(腎機能、排尿障害、性機能障害、小児泌尿器科)

「メンズヘルス」という言葉を聞いたことはありますか?

野口先生コメント

「メンズヘルス(Men’s Health)」という言葉は、既に3割の方がご存じだったようですね。このメンズヘルス、そのまま訳せば「男性の健康」になりますが、昨今医学の世界では、男性更年期障害や前立腺疾患、そしてEDなど、特に中高年男性に特有の健康問題のことをこう呼び、対策を考えていこうという流れがあります。今後、我々男性の健康キーワードになってくると思いますので是非覚えておいてください。

さて、この「メンズヘルス」を考える上で、EDはとても大事な疾患といえます。というのは、前立腺疾患やメタボリックシンドロームの合併症として早期に見られるもののひとつだからです。特に、食生活の欧米化などに伴い、日本でも前立腺肥大の発症率は60歳の男性で50%ともいわれ、今後ますます一般的な疾患になると言われています。EDらしき症状を認め、かつ残尿感や夜間頻尿などにも心当たりがあるようでしたら、一度泌尿器科の専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

また、「メンズヘルス」を管理する上で重要な指標と考えられている、動脈硬化や男性ホルモンの低下、そしてストレスに対する抵抗力の低下などは、いずれも EDを最初のサインとして現れてくる場合があります。メンタルな疾患である「うつ」や、最近話題の男性更年期障害も、泌尿器科受診をきっかけに見つかることがあります。ED症状に気づいたら、それはあなたが「メンズヘルス」を管理するきっかけと考え、前向きに専門医に相談していただきたいと思います。

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