ED治療薬は医師の処方が必要な医薬品です。インターネットなどでの個人輸入によるED治療薬の安易な使用はお控えください。
ED治療薬は医師の処方が必要な医薬品です。インターネットなどでの個人輸入によるED治療薬の安易な使用はお控えください。
「お医者さんの処方薬」と「インターネットで買える医薬品」を合計すると半数を超えました。多くの人が、EDに効果的な薬があることは知っていて、それを求めているということでしょう。「お医者さんの処方薬」を選んだ人がもっとも多かったのは、合理的な選択だと思います。現在処方されているED治療薬は主に3つありますが、それぞれが異なった特性を持っていますから、医師に相談して自分のライフスタイルに最適なものを服用することが重要です。医師のアドバイスに従って適正に使っていただきたいと思います。
ただし、インターネット経由で手に入れたものは、本物とは限りませんから注意が必要です。ED治療薬は3剤とも、発売以降、偽物が多く見つかっていますので、安易にインターネットで購入して使用することはお勧めできません。当院にも、シアリス100mgと書かれたものを持ち込んで、「これは本物ですか?」と相談された患者さんがいました。もちろんシアリス100mg錠は日本でも海外でも販売されていません。これは偽物ということを説明し、これからは医師から処方を受けるように伝えました。
特に最近は「ジェネリック」という触れ込みのものもあるようです。現在日本で使われているED治療薬には、本来の意味での「ジェネリック」は存在しません。一部同じ成分を含んでいたとしても、他にどのような化合物が含まれているかはわかりませんので、安易に購入しないで下さい。
先日も大阪でバイアグラの偽物が大量に見つかり新聞記事になりました。また外国の話ですが、本物にはない成分の含まれたED治療薬による被害情報が出ています。ED治療薬はきちんとお医者さんに診断してもらった上で処方してもらう、これは必ず守ってください。
*シアリス®は、医師の処方が必要な医薬品です。医師の管理の下でご使用ください。
「病院に行くのに抵抗感がある」という人もいらっしゃいますが、EDは放っておくと悪化するかもしれない身体の不調です。あまり悩まずに、気軽にお医者さんに相談されることをお勧めします。「この程度の症状で、お医者さんに相談してもいいのだろうか?」と何ヶ月も悩む方がいらっしゃいますが、「この程度」のうちに来ることが大切です。気軽に来院してください。
さてEDには、血管の老化や神経障害が原因の「器質性」EDと、心理的なストレスが原因の「心因性」EDがあります。心因性EDでは、過去の失敗体験や、精神的プレッシャーなどの原因を解きほぐすような治療が必要なので、患者さんの話を聞くことは重要です。原因を知り、リラックスして性行為に臨むことで EDが解決する場合もあります。心理カウンセリングというと大げさですが、医師との会話の中で治療の糸口が見つかることがよくあります。 ただ、EDの原因は器質性、心因性、どちらか一方だけでなく、両方が関与している場合も多いのです。ED治療薬は心因性の患者さんの場合でもカウンセリングと並行して使ってもらいます。ED治療薬は、心因性EDの場合でも第一選択の治療法です。
【サプリメント】
現代人の生活にとってサプリメントは非常に身近なものですから、EDにも、という気持ちはよくわかります。ただ、あくまでも補助的なものだと考えてください。ED症状にはなんらかの生活習慣病が関連している場合も多くみられます。他の合併症の早期発見に役立つこともあります。
【自己注射・シリコン注入】
「自己注射」や「シリコン注入」などの外科手術は、最近では一般的な治療法ではありません。この投票結果のとおり、まずED治療薬について医師に相談してみてください。
私のクリニックには、気軽に「最近元気がないから、ちょっと相談にのって」という患者さんもたくさんいらっしゃいます。私は、ED治療薬の処方経験は 2,000例以上あり、患者さんの背景も多岐に渡っています。診察室に看護師は基本的には入りませんし、来院時にED治療を希望していることを他の患者さんに知られないような配慮もしております。相談しやすい環境を整えるように気を配ってはいますが、EDはごく一般的な疾患ですから、自然体でお越し下さい。
EDを相談してみたい、という気になったら、このEDケアサポートで、病院を探してみることをお勧めします。あなたに合った先生をじっくり探すことができるはずですよ。
「ED対策、みんなはどう思ってる?」は、このページに掲載されている医療機関を限定して推薦するものではございません。皆様が受診される医療機関に関しては、ご自身でご判断の上、選択してくださいますようお願い申しあげます。スムーズに受診するために、まずお電話で予約されることをお奨めいたします。
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専門領域:性感染症、勃起障害
昭和61年 近畿大学医学部卒業、同泌尿器科へ入局。
市立貝塚病院、済生会富田林病院、市立堺病院泌尿器科勤務を経て平成9年、大阪・鶴橋に石川泌尿器科を開院。
性感染症、勃起障害だけでなく、幅広い健康相談にも応じてくれる。マスコミからの取材も多い。日本泌尿器科学会専門医、指導医。医学博士。